ホエールウォッチング 北海道 知床・羅臼観光船「はまなす」ブログ

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2009年 5月 27日 (水)

オットセイのあくび

by Hamanasu

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おなかを上にしたまま大きなあくび。しかもどこかのお父さんみたいなメタボのおなか! photo by Kosuke
みなさん こんにちは。
笹森です。

この2日間は強い北西風のおかげで
陸にあがった河童状態でしたが
ようやく羅臼沖へでかけられました。

今日の羅臼沖はちょっと寒いけど、
さわやかに晴れて波もおだやか。

南から大勢でやってきたハシボソや
ハイイロのミズナギドリたちも気持ち
良さそうに滑空していましたよ。

ミンククジラとイシイルカ、そして
キタオットセイののびのびした姿を
たのしんで、帰ってきました。

キタオットセイのかわいいあくびを
ごらんください。


text by Kotoe

ps.
釧路から姿を消したラッコのク〜ちゃんが
いつ羅臼沖にやってくるかと心待ち
にしている人もいるようで・・・
はまなすのコ〜スケ君もそんな一人
のようですが、このこはオットセイ
でした。


2009年 5月 24日 (日)

笹森です

by Hamanasu

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羅臼沖を力強く泳ぐシャチの群れ。 みんななんとなくオレンジ色の顔でかわいい  photo by Kotoe Sasamori
こんにちは、笹森です。
またまた羅臼にお邪魔しています。

今回は、撮影のためにやってきましたが、さっそく
逢いましたよ、シャチに。

天気はあいにくの曇天でしたが、どんよりと曇った空を
背景に見るシャチもまた格別。

GWにあっていた、陽気で遊び好きな群れとはちょっと
違った雰囲気で、子供を中心に力強く泳ぐその姿には、
野性味と凛とした誇りがあふれていました。

かっこいい・・・

滞在中にまた良いことがあったらアップしますね。

text by Kotoe


2009年 5月 11日 (月)

シャチと遊ぶ? 3

by Hamanasu

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体格のよいオスたちが背ビレを並べて進みます。かっこいい。 photo by Y.Oda
みなさん、こんにちは。
ささもりです。

今日も羅臼沖を旅してきました。

あいにくの曇り空で、風も少々あり、海上には白い波が
たっていましたが、船はどんどん沖へ。

で、いました、シャチたち。

知床と国後の中間に横たわる、その名も中間ライン(まんま)
までいくと、オトナ♂がさかんにブロ〜をみせていました。

しかし、私たちとシャチの間には、にっくき中間ラインが。

仕方なくみんなで双眼鏡で眺めていると、なんと、どんどん
近づいてくる様子。
やがて、彼らは中間ラインをこえて、こちらの圏内へ。(やった)

さて、今日のシャチは・・・。

子供たちはあいかわらず遊びたげでしたが、今日のオトナたちは
どうもナーバスムード。船にはなかなかよってきてくれません。

でも、そのおかげで5頭もの立派なオスを中心に赤ちゃんやメス、
ワカモノが緊密にまとまった、大きな群れをみることができました。

厳しい表情の知床と海、鉛色の空に知床連山の勇姿。
そして、荒波を超えて進むシャチたちの美しい姿。

いま、この時間は二度と再現されないんだ。そう思うと、冷たい
風にカメラをもつ手がかじかんでも、胸は熱い思いで一杯に。

みなさんもぜひ、自分だけのかけがえのない光景とであいに、
羅臼へきてみませんか?

text by 笹森琴絵


2009年 5月 10日 (日)

シャチと遊ぶ 2

by Hamanasu

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背ビレを並べて浮上した、シャチたち。陽光をあびてキラキラです  photo by M.Sasaki
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乗船した子供たちはシャチの大きさにびっくり by Sasaki
みなさん、こんにちは。
笹森です。
今日も、羅臼沖を巡ってきました。

朝は強い風が吹いて、港の前も真っ白い波がたっていました。
でも、午後からは風もやみ、海上は良いコンディションに。
待合所から見える海上にはカモメが舞い、国後島もきれい。
天気もよくて昨日に引き続きシャチもでそうな雰囲気で期待満々。

さて午後からいよいよ海へ。
しゃきっと澄んだ空気を吸いながら、沖へ進むとあちこちで
シャチの噴気が。

私たちが見た群れは、赤ちゃん2頭とメス2頭ほど。
ちょっと成長した子供や若い衆が5頭ほど。
大人のオス3頭ほどからなる、12頭前後のポッドでした。

子供や若いもんたちは、船の周りでまたまた遊び始めました。
真下から突然浮上してきたり、おなかを見せて泳いでいる子供
たちのむこうで、赤ちゃんがくるくる回転しています。

大きなオスはちょっと距離をおいて、群れ全体を見守っている
ようでした。

勇壮なオスがかわいい赤ちゃんにつきそっている光景は、ほの
ぼのしていてなんだかうらやましくなります。

私たち人間が忘れつつある家族や仲間同士のつながりの大切さ
を、改めてシャチから教わった気持ちになるのでした。

明日も天気はよさそうです。
さて何があるかな?

text by Kotoe


2009年 5月 9日 (土)

シャチと遊ぶ

by Hamanasu

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まるでかくれんぼしているように、船の真下から突然浮上したシャチたち  photo by Kasumi.Hamamatsu
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子供が、何度もでんぐり返しをしてぽっこりしたおなかをみせてくれました。かわいい photo by Kasumi.Hamamatsu
みなさん、こんにちは。
昨日かえったはずの、笹森です。

シャチが海岸沿いの建物から見えているという情報をキャッチ、
朝出発したばかりの羅臼へ、釧路(羅臼から3時間ほど)から
再びUタ〜ン。 羅臼町へ入ったとたんに、車内からシャチの
ブロ〜が見えました。それを横目に港へ直行。
夕方から出航して、1時間ほど観察しました。

子供3頭が船の近くへやって来て、おなかを見せたり引き波に
のったりして、大はしゃぎ。
みている私たちも、げらげら笑ったり、拍手したりして
一緒に遊んでいる気分でした。

風が強く、うねりも少々ありましたが、「シャチがやって
くる北の海」という雰囲気満点でかっこよかったですよ。

私たちの到着までシャチの居所をおさえていてくれた
エバーグリンのみなさん、ありがとうございました。

text by Kotoe


2009年 5月 8日 (金)

海の暴走族

by Hamanasu

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知床半島とイシイルカ きれいですね photo Kosuke
みなさんこんにちは、笹森です。

今日も羅臼沖は濃霧。
でも、イシイルカたちは元気でした。

マッコウクジラをみて、イシイルカとあそんで今日も終わり。

シャチ目当てのお客さんも、船の周りをぐるぐる回るイシイルカたち
をみてキャーキャー叫んでいましたよ。

私のガイド同行は、いったん今日で終了。

次はお盆の頃にまた来ますね。
楽しかったです。

みなさんも知床へお越しのさいは、ぜひ「はまなす」でのんびりゆっ
たり羅臼の海を遊んで下さいね。

text by 海洋生物調査員 自然写真家 笹森琴絵


2009年 5月 7日 (木)

南からの使者到来

by Hamanasu

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海面すれすれを滑空するミズナギドリたち photo by Kosuke
みなさま、こんにちは。
はまなすにガイド同行中の海洋生物調査員、笹森です。

さて、今日の羅臼沖は朝からべったりの濃霧。
こうなると真っ白な世界でさまよう航海になりますが、
さすが世界遺産の海。

海上は、南半球からわたってきたミズナギドリたちで
いっぱい。 退屈しているひまはありませんでした。

翼裏が白っぽいハイイロミズナギドリ、くちばしが細い
ハシボソミズナギドリが、雪を頂いた羅臼岳を背景に、
海面すれすれを舞う光景は圧巻です。
しかもその数、数千羽!
目の前を帯のように流れていくミズナギドリの群れに、
ウオッチャーのみなさんはため息をついたり、シャッタ
ーを切るのに夢中になったりしていました。

午後はミンククジラとマッコウクジラも見て、帰りました。
明日は何とあえるかな?

ではまた明日。
text by Kotoe


2009年 5月 5日 (火)

今日はイシイルカパラダイス

by Hamanasu

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背ビレを見せるイシイルカ。
水しぶきが透き通ってきれいですね。 photo by David Middleton
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お客さんとイシイルカ。こんなに近くまで寄ってきました。 photo by Kotoe Sasamori
こんにちは、笹森です。 

今朝の羅臼は冬に逆戻りしたような寒さ。
お客さん達もみんな凍えそうな顔をしていました。
 
さて、今日の主役はイシイルカ。
普段は船など知らんぷりの彼らがいったいどうしたことか、
船にまとわりついて離れません。 

とまっている船に何度も近寄っては離れ、ぐるぐる泳ぐ
イシイルカに、お客さんたちは大興奮。
水しぶきがかかりそうなほど近くに浮上するイルカをみて
叫んだり笑ったりしていました。 

午後もお祭り系のイシイルカとであい、風が強くなりだした頃に帰港。
寒かったけど楽しい航海でした。 シャチはみえず。 

明日は、はまなすWWはありません。
また明後日。 by Kotoe


2009年 5月 4日 (月)

シャチパラダイス

by Hamanasu

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静かに浮上したミンククジラの後ろ姿。いつみても優雅。  photo by David Middleton
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国後島を背景にまったりしているシャチ3頭。 photo by David Middleton
こんにちは、笹森です。 

今日は、朝からシャチ天国。
私はビデオに専念していたため写真をアップできず、残念です。
 
昨日まで国後島の前でうろうろしていたシャチたちが、
羅臼の様子を見に来てくれました。 
威張った背ビレのオスや、にぎやかなワカモノ、赤ちゃんをつれた
メスなどが、知床連山をバックに悠々と泳ぐ姿は圧巻。

後ろから静かにくっついていく私たちに興味を持ったようで、
1航海目の最後はシャチに囲まれてお祭り騒ぎとなりました。
小さい男の子を下から見上げていた4頭のシャチの姿が印象的で、
船上は「いったい、何を考えていたんだろう?おいしそうとか?」
とブラックに盛り上がったのでした。 

午後は、再び国後島側へ移動してしまった彼らを遠目から眺めました。
ミンククジラにも出逢って、今日はおしまい。
また明日。  

text by Kotoe
(写真は、室蘭在住の写真家で友人のディヴィッド・ミドルトン提供。
 ず〜〜〜っと遠くのシャチを、がんばって撮ってくれました)


2009年 5月 3日 (日)

びっくり

by Hamanasu

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マッコウとシャチのツーショット。どうやらシャチはマッコウを狙っていたみたい。 photo by KotoeS
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はまなすの船尾に隠れた?マッコウ。頭がピッカピカ。このあと、横泳ぎで左舷ぎりぎりを抜けていきました。 photo by KotoeS
こんにちは、笹森です。
今日も2航海してきました。

朝の便では、国後島と知床半島の間にひかれた
目に見えない境界ラインに阻まれて近づけなかった
シャチの群れをライン上でみはっていたら、
見覚えのあるブロ〜(噴気)が・・・。

時期が早いのでまさかと思いましたが、やっぱりマッコウ。
もう船上は大騒ぎ。

マッコウは、はまなすの後ろにとつぜん浮上して、船の周りを
ぐるりと回りましたが、その泳ぎ方がまた変で、斜め泳ぎ!

尾びれを半分みせながら、お腹を船側にして泳いでいきました。
「なんじゃ、あれ?」と言ってあきれていると、今度は目の前
にいつの間にかラインを超えてきていたシャチの群れが。

再び大騒ぎになった船上から、マッコウとシャチのツ〜ショット
を撮影したのでした。

そのあとは再びシャチ天国に突入。

思う存分シャチにもて遊ばれたお客さん達は、みな満足顔で
船をおりていったのでした。 

楽しかった。また明日。 

text by Kotoe


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