2009年 5月 10日 (日)
by Hamanasu
背ビレを並べて浮上した、シャチたち。陽光をあびてキラキラです photo by M.Sasaki
乗船した子供たちはシャチの大きさにびっくり by Sasaki
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みなさん、こんにちは。
笹森です。
今日も、羅臼沖を巡ってきました。
朝は強い風が吹いて、港の前も真っ白い波がたっていました。
でも、午後からは風もやみ、海上は良いコンディションに。
待合所から見える海上にはカモメが舞い、国後島もきれい。
天気もよくて昨日に引き続きシャチもでそうな雰囲気で期待満々。
さて午後からいよいよ海へ。
しゃきっと澄んだ空気を吸いながら、沖へ進むとあちこちで
シャチの噴気が。
私たちが見た群れは、赤ちゃん2頭とメス2頭ほど。
ちょっと成長した子供や若い衆が5頭ほど。
大人のオス3頭ほどからなる、12頭前後のポッドでした。
子供や若いもんたちは、船の周りでまたまた遊び始めました。
真下から突然浮上してきたり、おなかを見せて泳いでいる子供
たちのむこうで、赤ちゃんがくるくる回転しています。
大きなオスはちょっと距離をおいて、群れ全体を見守っている
ようでした。
勇壮なオスがかわいい赤ちゃんにつきそっている光景は、ほの
ぼのしていてなんだかうらやましくなります。
私たち人間が忘れつつある家族や仲間同士のつながりの大切さ
を、改めてシャチから教わった気持ちになるのでした。
明日も天気はよさそうです。
さて何があるかな?
text by Kotoe
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