2014年 12月 1日 (月)
by hamanasu
皆さんお久し振りです。
もう11月も終わり12月になってしまいました。
一段と寒くなり、風邪など引いていないでしょうか?
もうそろそろ本格的に雪が降りそうです。
そんな中、羅臼の港でとても珍しい物が上がりました。
それは…。
なんとウバザメです!!!
刺し網の網に引っ掛かり死んでしまったようです。
港にあるとの事なので見学に行きました。
見てびっくり!!!
何がびっくりかというと大きさにびっくりです!!
大きさが8m60cm…。デカすぎですね…笑
こんな大きいサメが羅臼沖にはいるのか!!!さすが羅臼の海ですね。
なぜウバザメというのかというと、漢字で書くと「姥鮫」、見た目が老婆のように見えることからついたそうです。
英名はBasking Shark これは日向ぼっこをするサメという意味らしいです。
通常の体の大きさは約6mくらい、一部8〜10m以上になるようで、今回のウバザメはその一部に入るウバザメだったみたいですね(笑)
サメの中でもジンベイザメに次ぐ大型種で、現存する魚類の中でもナンバー2のサイズを誇っています。
生息海域は非常に広く寒帯から温帯までの水域の世界中の海で見られ、普段は沿岸から遠く離れた外洋に棲んでおり、夏の餌が豊富な間は北の海で過ごし、冬になると何千キロも泳いで南下しているようです。
この大きな口を広げ水面のプランクトンを食べています。
サメの中でも一番の鰓の大きさ、口の大きさを持っており、これは濾過摂食に限りなく特化された特徴といわれています。
冬は水面近くよりも海の深い場所の方がプランクトンが豊富なためか時期になると彼らは最高で水深900mもの深海へ潜ってしまいその姿を見る事はまれのようです。
性格はとても大人しく、泳ぐスピードも非常に遅いようです。
色々と調べるとこの時期に見られるのはとても珍しいみたいですね。
漁師さんも初めて見るとの事でした。
彷徨って来たのか、餌を求めて来たのか、なぜ、刺し網がある浅い所にいたのか分からないことだらけで不思議です。
海の中が何か変化しているのですかね?
少し心配になります。
海は分からない事だらけですね。
今度は生きて元気に泳いでいる姿を見たいものです。
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